「もやしもん」は農業大学が舞台の作品で、学生達と可愛くデフォルメされた菌のキャラクターたちのわちゃわちゃした交流と日常が描かれた物語です。
アニメや実写ドラマ化も果たしており、独特なテーマで特に農業や化学に関心がある層からは高い評価を得ています。
しかし、そんな「もやしもん」にも連載終了当時「打ち切りになった」と噂が流れていました。
それだけ人気や評価が高い作品なら惜しまれつつ連載が終了してもおかしくはない「もやしもん」になぜ打ち切りの噂が流れたのでしょうか?
結論から言うと「もやしもん」は打ち切りによる連載終了ではありません。
作者の石川雅之先生も自身のSNSで言及されていました。
作者自らの「打ち切りでなはい」との発言があると安心しますね。
ただ、なぜ打ち切りの噂があったのか、要因は何だったのかを解説いたします。
・「もやしもん」が打ち切りで連載終了したといわれた原因は?
・アニメ3期の可能性はある?
・あの菌たちが帰ってきた!?続編の「もやしもん+」について
もやしもんの打ち切り理由3選!
先ほど申し上げたとおり「もやしもん」は打ち切りでの連載終了ではありません。
もやしもんが打ち切りと言われた理由について、主な3つのポイントを解説します。
もやしもんの漫画、後半は打ち切り感がすごかったんだよな~
なんか、めっちゃ急いで終わったよね・・・
続編が開始した今、打ち切りみたいに終わったと言われる理由が知りたいな。打ち切りになるような原因がないように感じるんだけどね
理由①作者の発言が誤解されて伝わった
打ち切りと言われる理由は、作者の発言が誤解されて伝わったため。
「もやしもん」が連載終了当時、作者の石川雅之先生が下記のように言及されていました。
「打ち切りにならずに連載終了できて良かった。無事やりきることができた」
この発言は、そのまんまの意味で無事最終回を迎えられたことの安堵や達成感を表している発言でしたが、
①「打ち切り」というワードだけが一人歩きしてしまっていた。
②一部の読者がこの発言に対して穿った解釈をしていた。
上記2点が原因で「打ち切りで連載終了」と誤解され噂が流れた要因の1つになったと言えます。
読者の誤解や勘違いであり、「もやしもん」は打ち切りで連載終了したという事実はありません。
理由②掲載誌の移籍があったため
打ち切りと言われる理由は、掲載誌の移籍があったため。
「もやしもん」は、2004年の連載当初から2013年まで講談社『イブニング』で連載されていましたが、
2013年の途中から2014年の最終話までは同社の『月刊モーニングtwo』に移籍して連載されていました。
もやしもん、移籍してから連載終了するの早すぎない?
連載当初の『イブニング』では10年近く連載されていましたが、移籍後の『月刊モーニングtwo』では、
8ヶ月で連載終了しました。そのことから、打ち切りにするための移籍だったのではと推測する読者もいたのです。
しかし、この掲載誌の移籍は物語を締めくくるための計画であり理由①で紹介した作者の発言にもあるように打ち切りではなく、作者の狙い通りの終わり方だったといえます。
よって、打ち切りにするために掲載誌を移籍したということはありません。
理由③登場人物について未回収の伏線があったため
打ち切りと言われる理由は、登場人物について未回収の伏線があったため。
「もやしもん」の最終巻ではストーリーにおいて特に重要だと思われる点は、伏線が回収されていましたが、
一部、未回収の伏線もいくつかありました。
もやしもん、伏線回収されずに終わってない?
いくつか伏線がそのままになっているのが気になってしゃーない
一部の読者からは、物語の中で撒かれた伏線が回収されていないことにより連載が打ち切りになったと感じている声がいくつかありました。
一方で、伏線が回収されてないことを踏まえた上で綺麗に終わったと賞賛する声もありました。↓
もやしもん、綺麗に終わってたけど続きが気になる!
まだまだ読みたいけどみんなの成長を感じる最終話で良かった!
最終話については、賛否両論ありますが、大半は「良かった!」「感動した」という声でした。
未回収の伏線についても続きが気になるという声が多くそれだけ作品への評判と期待が大きかったといえるでしょう。
実際、10年ぶりに2024年11月発売の『アフタヌーン 2025年1月号』からは『もやしもん+』として続編が開始されました!
ですので、未回収の伏線があったことが打ち切りに影響があったとはいえません。
もやしもんは最終回がつまらない?ひどい?
「もやしもん」がつまらないという声もありますが、それは読者の個人的な意見でしかありません。
もやしもん、終盤からつまらなくなっていってるなって個人的に思う
また、最終話についても「ひどい」という声は見かけませんでしたが、理由③で述べた未回収の伏線について納得のいかない読者が一部いることは事実です。
ただ、そういった声は全体的に見ると少数の意見であり「良い最終話だった」という声が圧倒的に多いです。
連載終了から10年経った今、続編が開始されたことが当時の人気を物語っています。
「もやしもん」の作品自体や最終話がつまらない・ひどいといったことはことはありません。
人気があってたくさんの人の目に入った作品だからこそ賛否両論あるんだよね
もやしもんのよくある質問
ここからは、この作品についてよくある質問に回答していきます。
今回の質問は下記のとおりです。
Q1.「もやしもん」のアニメ3期の可能性はある?
Q2.続編「もやしもん+」の詳細は?
それでは、順番に回答していきます。
Q1.「もやしもん」のアニメ3期の可能性はある?
A.「もやしもん」のアニメ3期について現時点では公式からの発表はありません。
「もやしもん」のアニメは、2007年に1期、2012年に『もやしもん リターンズ』として2期が放送されていました。
アニメは2期で完結しましたが、続編が作成できそうな終わり方だったため3期を期待する声が見受けられました。
もやしもんのアニメ全部見た!菌たちがかわいい~3期ありそうな感じするけどまだなんかな?
そして現在、漫画の続編が開始されたことで、再びアニメ3期を希望する声が上がってきました。
漫画の続編来た勢いでアニメ3期もやって~!!
アニメ放送終了当時から漫画の続編が開始されるまではアニメ3期の可能性は薄いと思われましたが、少し可能性が出てきたかもしれません。
掲載誌の『月刊アフタヌーン』を購入したり、SNS等で声を上げたりして応援していきましょう。
\アニメ放送期間/
項目 | 1期 | 2期 |
---|---|---|
放送期間 | 2007年10月~12月 | 2012年7月〜9月 |
放送話数 | 全11話 | 全11話 |
主なキャスト | 沢木 惣右衛門 直保/阪口 大助 結城 蛍/斎賀 みつき 長谷川 遥/大原 さやか |
Q2.続編「もやしもん+」の詳細は?
A.「もやしもん」の続編は、『月刊アフタヌーン』で2024年12月号に読み切りを掲載したのち、次号の2025年1月号から「もやしもん+」として続編が開始されました。
なお、ストーリーは最終話の続きから開始されているので、未回収の伏線が回収されることを望む声もありました。
続編嬉しい!そのままになってた伏線回収されるといいな~
もやしもん復活!ストーリー気になる。。。ばらまいた伏線が色々回収されてないのあるからして欲しいな!
もやしもんの打ち切りに対するSNSの声
「もやしもん」は連載終了前に掲載誌の移籍が行われたり、連載終了時に作者の発言が誤解されて広まったりしたことが原因で打ち切りの噂も出ましたが、打ち切りでなく、作者が望みどおりの連載終了でした。
昨年11月より漫画の続編「もやしもん+」が連載開始されたことで、再び話題沸騰しています。
SNSではもやしもんに関して、さまざまな意見が飛び交っています。
ここでは、読者の声を一部ご紹介しますね。
もやしもんのアニメ見てたら漫画の続編来た!タイムリーすぎる!
もやしもん序盤はクッソ面白かったんだけどなぁ。後半打ち切り感半端なかったから続編は素直に嬉しい
もやしもん、前回の連載終了してから10年経つのに末永く人気なのすごいね!
続編が開始されるのもわかる!
もやしもんの続編が本当に続編だった!アニメも続きからやってくれ~
アニメ化もまたやってほしい!そして新しいグッズも欲しい!
漫画の続編に伴ってアニメの続編も希望する声が多いね!
本当に!あの動く菌たちをまた見たい!アニメ3期実現したら嬉しいね!
前回の連載が終了してからも安定的な人気を誇っていた「もやしもん」ですが、最近「もやしもん+」として続編が始まったことによりアニメの続編や新しいグッズ化などを望む声も出てきていますね。
漫画を読んで菌たちにかもされながら、続報を期待しましょう!
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