火ノ丸相撲の打ち切り理由は完結?アニメがひどいって本当?

「火ノ丸相撲」は2014年から「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、書籍化、アニメ化も果たした熱血スポーツ漫画です。

主人公の潮火ノ丸が横綱を目指して奮闘する姿が、多くの読者に感動を与えました。

一方で、「打ち切りだったのでは?」や「最終回の評価が分かれる理由は何?」といった噂がネットで囁かれています。

なぜ、打ち切りの噂が広まったのか見て行きましょう。

結論として、「火ノ丸相撲」は、打ち切りではなく、物語を完結させる形で幕を閉じました
ただし、最終的に横綱という夢を達成する姿が描かれなかったため、物足りなさを感じるファンが多かったことも事実です。

「どうしてあんなに面白かったのに打ち切りと噂されているの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、火ノ丸相撲がなぜ打ち切りと噂されるのか、その背景や評価について徹底解説します。

この記事を読んでわかること
  • 火ノ丸相撲が「打ち切り」と噂される理由
  • 最終回や後日譚に対するSNSの声
目次

火ノ丸相撲の打ち切り理由3選

結論として、「火ノ丸相撲」は、打ち切りではなく、物語を完結させる形で幕を閉じました

火ノ丸相撲が「打ち切り」と噂される理由について解説します。

理由①円盤の売上が悪かった

火ノ丸相撲のアニメ版では、円盤(Blu-rayやDVD)の売上が非常に低かったとされています。

ネット上では「たった76枚」という数字が出回り、この売上は成功と言える水準には届いていませんでした​。

特にアニメ業界では、円盤売上が続編制作の鍵を握る重要な要素とされています。

しかし、火ノ丸相撲は原作ファンを巻き込むことができず、アニメとしての収益を大きく伸ばせなかったのが痛手でした。

昨今は配信サービスの普及もあり円盤の需要は減っていますが、それでもこの数字は異例です。

売上が伸び悩んだ背景には、次で解説する制作面の問題も影響しているようです。

理由②クライマックスが急ぎすぎた

原作漫画では、高校時代からプロ編に至るまでの潮火ノ丸の成長を描いています。

しかし、アニメ版では話数が限られていたため、物語の進行が駆け足になりすぎました​。

特に、ストーリーの山場である刃皇(じんおう)との戦いが短すぎたため、多くの視聴者にとって盛り上がりに欠ける印象を与えました。

原作では、刃皇戦が主人公の成長や夢の達成に大きな影響を与える重要なポイントでしたが、アニメではそのドラマ性が削がれてしまったのです。

このような急ぎすぎた進行は、ファンに不満を抱かせる原因となり、結果として評価を下げてしまったようです。

理由③横綱の夢が未達成だった

火ノ丸相撲の大きなテーマの一つに「横綱を目指す」という主人公の夢があります。

しかし、最終話ではその夢が達成されるまでの姿が描かれず、多くのファンに物足りなさを感じさせました​​。

この結末は、「完結していない」という印象を与える結果となり、打ち切りとみなされる要因となったようです。

一方で、その後の後日譚では火ノ丸のその後が語られており、読者の疑問に一部答える形も取られています。

ただ、この後日譚自体も賛否両論で、すべてのファンを満足させるには至らなかったようです。

火ノ丸相撲の最終回はひどい?

火ノ丸相撲の最終回について、ネット上での評価やファンの声を基に詳しく解説します。

① ラスボス戦のボリューム不足

火ノ丸相撲のクライマックスである刃皇(じんおう)戦は、多くのファンにとって不満の残る展開でした。

原作では刃皇戦が主人公・火ノ丸の長年の夢である「横綱への道」において最重要な戦いとして描かれています。

しかし、その戦闘描写が短く、十分に盛り上がらないまま物語が終わってしまったのです​​。

刃皇というキャラクターは相撲界の頂点に君臨する存在であり、火ノ丸が目指す目標そのものでした。

それにもかかわらず、戦いのボリュームが薄かったため、「頂点に挑む興奮が感じられなかった」という声も少なくありません。

この要素が、「物足りない」「駆け足すぎる」といった評価につながり、最終回に対する批判を強めた一因となっています。

② キャラクター描写の弱点

火ノ丸相撲は個性豊かなキャラクターが多く登場する作品ですが、最終回に至るまで一部キャラクターの成長や背景が十分に描かれませんでした。

特に、アニメ版では尺の制限により主要キャラクター以外の描写が削られることが多くありました​​。

その結果、主人公以外のキャラクターたちの行動に深みが感じられず、物語に対する没入感が薄れてしまったという指摘もあります。

原作ファンからは「彼らの背景や動機をもっと知りたかった」という声も聞かれます。

魅力的なキャラクターが多いだけに、こうした描写不足は惜しいポイントでした。

③ 後日譚の印象と評価

最終回後に描かれた後日譚では、火ノ丸が横綱への夢を追い続ける姿やその後のキャラクターの人生が描かれています。

これは一部のファンからは「余韻を感じられる」と好評でしたが、逆に「本編で描くべきだったのでは?」という意見も目立ちました​​。

本編で結末をきちんと描ききれなかったために、後日譚が補完的な役割を果たす形になったと考えられます。

ただし、後日譚で新たなエピソードを知ることができたことで、評価が若干上向いた部分もあります。

それでも、「本編で完結させてほしかった」というファンの意見は根強く、評価が大きく割れる結果となりました。

火ノ丸相撲のよくある質問

ここからは、この作品についてよくある質問に回答していきます。

今回の質問は下記のとおりです。

Q1.火ノ丸相撲のアニメはどこで終わった?(ネタバレあり)
Q2.火ノ丸は最終的に横綱になった?
Q3.火ノ丸相撲完結後の作品は?

それでは、順番に回答していきます。

Q1.火ノ丸相撲のアニメはどこで終わった?(ネタバレあり)

A.アニメ「火ノ丸相撲」は、原作漫画(18巻)の高校相撲編の終盤、インターハイ(全国大会)の団体戦決勝戦までを描いて終了しました​。

具体的には、主人公・潮火ノ丸たちが大太刀高校として団体戦で全国優勝を果たすところがラストとなっています。

その後のプロ編や刃皇との戦いはアニメ化されていないため、物語全体としては未完結の状態で終わりました。

この点も、アニメ版に対する「物足りない」「続きを見たい」といった意見につながった一因です。

\漫画発行日一覧/

巻数発行日巻数発行日
1巻2014年9月4日15巻2017年5月2日
2巻2014年11月4日16巻2017年7月4日
3巻2015年1月5日17巻2017年9月4日
4巻2015年3月4日18巻2017年12月4日
5巻2015年6月4日19巻2018年2月2日
6巻2015年8月4日20巻2018年5月2日
7巻2015年10月3日21巻2018年7月4日
8巻2016年1月4日22巻2018年9月4日
9巻2016年3月4日23巻2018年12月4日
10巻2016年5月2日24巻2019年2月4日
11巻2016年8月4日25巻2019年5月2日
12巻2016年10月4日26巻2019年7月4日
13巻2016年12月31日27巻2019年9月4日
14巻2017年3月3日28巻(最終巻)2019年12月4日

プロ編からの火ノ丸は、本当に胸アツな展開ばかり。横綱への挑戦を描いた続きをぜひ漫画で楽しんでくださいね!

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Q2.火ノ丸は最終的に横綱になった?

A.火ノ丸は横綱にはなっていませんが、その夢に向かい続けています。

火ノ丸の横綱への道は、作中では未達成のまま物語が完結しています。

ただし、最終話後の後日譚で、火ノ丸が再び相撲界で奮闘している様子が描かれました​​。

この後日譚では、火ノ丸が「天下三名槍」とも呼ばれる若手力士たちとの激戦を繰り広げ、横綱になる可能性を示唆する描写も含まれています。

彼の物語が明確に終わったわけではないので、ファンの間では「続編を期待したい」との声もあります。

Q3.火ノ丸相撲完結後の作品は?

A.「アスミカケル」は、2020年6月号から「ジャンプSQ.」で連載されましたが、残念ながら短期間で連載が終了しました。そのため、打ち切りとみなされています。

「アスミカケル」の連載期間は、約1年2か月でした。

  • 連載開始:2020年6月号(ジャンプSQ.)
  • 連載終了:2021年7月号(ジャンプSQ.)

この期間に、単行本が全4巻刊行されています。ジャンプSQ.の作品としては短命に分類される期間であり、人気が伸び悩んだことで打ち切りとなったと考えられます。

1年以上の連載は一定の期間を達成したとはいえ、「火ノ丸相撲」のような長期連載(約5年間)と比べると非常に短いと言えますね。

火ノ丸相撲に対するSNSの声

結論として、「火ノ丸相撲」は、打ち切りではなく、物語を完結させる形で幕を閉じました

SNSでは火ノ丸相撲に関して、さまざまな意見が飛び交っています。

ここでは、読者の声を一部ご紹介しますね。

火ノ丸相撲は章ごとに最終回レベルの熱量を出すせいでその度に打ち切りを疑われていた

特にインターハイ団体戦の決勝とか、もうここで物語が終わりそうな勢いだったよね。でもその度に次の展開がさらに熱くなるから驚いた!

毎回『これ以上どう盛り上げるの?』って思ってたけど、プロ編に入ってからも全然期待を裏切らなかったよね。

あれだけ面白かったのに次回作(アスミカケル)がさっぱりで打ち切りってのはこうなんと言うか、わっかんねーなビジネスって

しかも体操って題材も新鮮だったのにさ。もっと続いてたら絶対化けた気がするんだけどなぁ。

川田先生の次回作には期待したいよね!

SNSでは、「火ノ丸相撲」の熱いストーリーやキャラクターの成長を絶賛する声が多く見られます。

一方で、アニメ版の展開の速さや主人公が横綱になるまで描かれなかった点に物足りなさを感じた意見もありました。

それでも、「後日譚や続編で物語が続くのでは?」と期待する声も根強く、今なお愛される名作として評価されています。

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